新たに語学を習得したいと思ったときに、
何語から学び始めるのが良いのでしょうか?
普通に考えれば、自分が使う可能性の高い
実用的な言語を習得するべきでしょう。
将来的に南米に関わりたいというのであれば、
圧倒的にスペイン語でしょうし、
その中でもブラジルとということであれば、
ポルトガル語になるでしょう。
台湾や中国と仕事をしていきたいというのであれば、
中国語を勉強するべきですし、
韓流映画やKPOPが好きだからというのであれば、
韓国語を学ぶのも良いでしょう。
ところが、
新しい言語を習得し、違った世界を見てみたいけれども、
何語を学ぶのが良いのか全く見当もつかないという人は、
まずは「英語」でコミュニケーションを十分とれるようになる
ことをお勧めします。
なぜなら、
世界人口の約70億人のうち、25%である約17.5億人が
英語人口(英語で意思疎通ができる人口)だからです。
つまり、世界の4分の1で英語が通じるということになります。
しかも、面白いことに、
その英語人口のうち、ネイティブ・スピーカーはたった3.9億人で、
第二言語として「英語」を使用している人口は約13.6億人にも達しています。
(Harvard Business Review 2012/10参考)
これは、英語を話す人の約78%が非ネイティブ・スピーカーだということです。
そう考えると、ネイティブ並みの英語力を身につけることが必要なのではなく、
第二言語として、コミュニケーションが問題なくとれるレベルになることで、
世界中の4人に1人と会話することができるようになります。
そうなれば、あなたにとって、国境はあってないのも同然です。
世界に足を踏み入れることになんの抵抗があるでしょうか。
世界中で友達ができ、視野は広がり、ビジネスチャンスや人生の厚みが増すでしょう。
そう、
「英語」を学ぶことがあなたの人生を大きく変えることになるかもしれないのです。