人生のあらゆる場面において制約がないこと=自由であること

Y.S.さん (タクシー会社運営)

広島県出身。 アメリカのNew Jersey州にあるモントクレア州立大学経営学部経営情報システム学科を卒業。 帰国し、外資系のITコンサルティング会社で6年間、国内のインターネット会社でSEとして3年間働いた後、現在は奥さんの実家が経営するタクシー会社の運営に携わっている。

私が最初に本格的に英語を学びたい、話せるようになりたいと思ったのは、高校2年の夏、アメリカから来た留学生の女の子とカタコトで会話をしたのがきっかけでした。

中学時代と合わせ、それまでの4年半で学んだことがどれだけ通用するのか、いわば腕試しのつもりで自分から話しかけたのです。

話した内容は全く他愛のないものでしたが、地球の反対からやって来た、外見も言葉も全く異なる友人とのコミュニケーションは非常に刺激に満ちたものでした。

 

その後高校を卒業し、アルバイトで貯めたお金でアメリカへ留学しました。

 

4年間の大学生活で経験したことの価値は計り知れません。 異文化の土地での冒険に満ちた生活、世界各国から来ている留学生との交流、議論への積極的な参加が求められる授業など、それこそ挙げ出すとキリがないのですが、その中でも特に今も重宝しているのが、これらの体験の中で身につけた英語の力です。

 

『英語によるコミュニケーションが苦にならない』という感覚。 これは持っておくに越したことはありません。 なぜなら、英語が話せるという自信は、そのままその人の人生の自由度を拡げることに繋がるからです。

 

まず、就職先を選ぶにあたっては、世界中のあらゆるグローバル企業が視野に入ってきます。 日系の会社に入った場合でも、どこの国ともやり合えるということで仕事に幅が出ます。 海外旅行も、どこでも躊躇することなく行き先が選べます。 恋人や結婚相手だって、日本人に限らず相性のいい人が見つかるかも知れません。

 

人生のあらゆる場面において制約がないこと=自由であること。 これほど素晴らしいものはないと思います。 語学力を身につけるということは、その自由を手に入れることに他なりません。お金があればある程度自由な人生が送れますが、語学力で得られる自由はお金で買うことが出来ません。それほど貴重なものなのです

 

さらに最後に付け加えるならば、そのようにして得たグローバルな視点や、多種多様な価値観に触れることで得られる自分自身の人間的な成長こそ、語学力を通して得られる最大の効用と言えるでしょう。